絶対に避妊したいならピルを使うべし

ピルと膀胱炎治療の関係~ゲスターゲンの効果は?

ピルには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とゲスターゲン(黄体ホルモン)が含まれており、服用すると排卵を抑えるため避妊効果があります。また、含まれているエストロゲンとゲスターゲンの作用で、子宮内膜の増殖を抑えるので、生理痛を改善する働きもあります。
ピルを正しい方法で服用を続けると、ほぼ確実に避妊することが可能ですが、薬の飲み合せなどで注意することがあります。
女性がよくかかり繰り返すことの多い「膀胱炎」は、細菌の感染によって膀胱の粘膜が炎症を起こす病気です。女性は尿道が短く、肛門と尿道口が近いため、細菌が侵入しやすい身体の構造になっています。長時間尿意を我慢したり、抵抗力が落ちていいるときには発症しやすく、排尿痛や頻尿、尿の濁りなどの症状が現れます。治療は薬物療法が基本で、抗生物質を3日から1週間服用するとほとんどが治癒します。症状が消えても、医師が完治したと判断するまでは服用を続けます。
膀胱炎では、ニューキロノン系、セフェム系、ペニシリン系の抗生物質が処方されますが、ペニシリン系抗生物質は、ピルの吸収を妨げる作用があるとされています。どの程度阻害されるかは個人差も大きく、またその根拠についてもはっきりとは分かっていませんが、抗生物質の摂取中に不正出血が起きたら、ピルの成分が十分吸収されていないというサインになります。
膀胱炎を治療するためにも、処方された薬はしっかり服用する必要がありますので、服用中とその後の1週間は他の避妊方法と併用すると安心です。
ピルを服用すると、含まれているエストロゲンとゲスターゲンによって、脳は身体を妊娠している状態と認識します。そのため、吐き気やだるさなど、つわりのような症状が出ることがありますがほとんどが服用を続けるうちに消えます。